須賀川市の住宅で除染作業員、女性(20)の遺体が見つかった殺人事件で、須賀川署は5日、事件後に連絡が取れなくなっていた交際相手のいわき市の30代男性が県外で遺体で発見されたと発表した。自殺とみられる。同署は男性が事件に関与した疑いがあるとみて殺人の疑いで捜査し、容疑が固まり次第、容疑者死亡のまま書類送検する方針。
 同署などによると、男性が死亡したのは1日夕方とみられる。2日に県外で男性の遺体が見つかり、4日に身元が判明した。
 捜査関係者によると、4月30日深夜から1日未明にかけて男性が20歳女性方を訪れ、殺害される直前まで一緒にいたとみられる。
 遺書見つからず
 同署が男性を参考人として事情聴取しようとしたが、所在不明になっていた。男性は1日に県外に移動したとみられ、首をつった状態で死亡していた。遺書は見つかっていない。男性はいわき市のアパートで1人暮らしで、20歳女性方に出入りしていたという。
 20歳女性は家族といわき市の建設会社に勤務しており、同社によると、昨年11月に男性が入社した。20歳女性と男性は1月から約3カ月間、富岡町の除染作業の現場で働いていた。男性は3月に退社した。関係者は「(男性は)社交的なイメージだった」と話した。