新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、県北の自治体やJAなどでつくる「県くだもの消費拡大委員会」(事務局・福島市)は7日、本県の果物の魅力を全国に発信する「ミスピーチキャンペーンクルー」の本年度の選考会を中止すると発表した。PR活動は過去の経験者から希望者を募って実施していく見込み。
 1963(昭和38)年から続くミスピーチの選考会が中止になったのは東日本大震災が発生した2011年以来2度目。中止は緊急事態宣言の期間延長によるもので、6月以降に例年通りの選考会や勉強会などを実施すると果物の旬を迎え始める7月の活動開始に間に合わないため。今年の募集には47件の応募があった。
 果物の市場や消費に新型コロナの余波が予想される中、同委員会としては「くだもの王国福島」の発信により一層力を入れていく考え。担当者は「選考会中止は残念。経験者の協力を得て、消費拡大に向けた態勢を整えていきたい」とした。