「母の日」の10日、福島市笹谷にある生花店「花の店サトウ」では、赤やピンクのカーネーションなどの花々がずらりと並び、日頃の感謝の気持ちを込めて花を贈ろうと、次々と来店者が訪れていた。
 新型コロナウイルス感染症の影響で入学式などの行事が減り、同店の3〜4月の売り上げは3割減と苦しんだ。一方で、個人客の花の需要が高まり、母の日関連の売り上げは例年の1.5倍という。
 同店の佐藤純男専務(42)は「外出自粛で外食しにくいため、食事の代わりに花を贈る人が多いようだ。花は気持ちを明るくさせ、大切な家族への思いも表現できる」と語る。
 来店した同市の女性(45)は退院した母へ贈る花を購入し「新型コロナの影響で入院中に面会できず寂しい思いをさせた。花で母を元気づけたい」と笑顔を見せた。