いわき観光まちづくりビューローは26日から、いわき市内の宿泊業者を支援するクラウドファンディングを始めた。施設利用券を返礼品として、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で利用客が落ち込んでいる宿泊業者の誘客回復につなげる狙いだ。7月29日まで。
 県旅館ホテル生活衛生同業組合の調べでは、いわき市内の4月の宿泊者数は感染症拡大に伴う外出控えなどで前年同月比で約56%減少した。その後も影響は尾を引いており、支援が必要と判断した。プロジェクトは「いわきのお宿にエール!」と名付けられ、個別支援と全体支援を選択することができる。目標額は1000万円。
 個別支援は、支援者の選んだ施設に支援金が振り込まれる仕組み。1口5000円につき、施設で使える利用券7000円分を贈る。対象は39施設で、順次追加される予定。
 全体支援は、参加事業者全てに支援金が分配される仕組みで、1口1万〜50万円。返礼品として、市内の特産品などを贈るほか、10万円以上支援した法人や団体には市観光サイトへのバナー広告掲載を一定期間認める。
 同市で26日に記者会見を開き、宿泊業者を代表していわき湯本温泉湯の華会の「フラ女将(おかみ)」が出席した。若松佐代子会長=新つた女将=は「支援を受けるだけではなく、誘客に向けて魅力ある情報を発信したい」と話した。URL(https://camp‐fire.jp/projects/view/281446)から支援できる。問い合わせは同ビューロー(電話0246・44・6545)へ。