二本松市の小、中学生は、新型コロナウイルス感染症の最前線に立つ医療や福祉関係者をはじめ、家族や友人らに応援メッセージを送る取り組みを始めた。メッセージを通して、前向きに生きる力や他者を思いやる心を身に付け、地域社会の閉塞(へいそく)感打破を目指す。
 キャッチフレーズは、「えがお つなごう 二本松―みんなの力で笑顔をあふれさせよう!」。市教委が市内の16小学校、7中学校に呼び掛け、各校が取り組みを検討している。
 このうち二本松北小は、全学年で感謝の気持ちをつづったメッセージカードや手紙などを家族や医療関係者らに送る計画。同市では、全児童、生徒にマスクが配布されたことから、マスクを作ってくれた縫製会社にも送る。  5年生71人は「(新型コロナで)元気をなくしている地域の皆さんを勇気づけ、応援したい」と、1人1〜3枚ずつしおりを総合学習の時間で作り、市役所や市立図書館などに送った。
 このうち学校近くの県男女共生センターには、学年代表委員の児童などが届けた。 児童らは「みんなに笑顔になってほしい」と話し、折り紙を型抜きしたハートや花などをメッセージに添えたと説明。「感謝の気持ちを伝えたり、勇気づけたりしたい」とメッセージに込めた思いを語った。