近現代の版画の名作を紹介する「もうひとつの日本美術史」は11日、福島市の県立美術館で開幕した。明治から平成にかけての日本版画の変遷をたどる展示内容となっていて、初日は県内外から訪れた人がじっくりと鑑賞していた。同美術館と読売新聞社、美術館連絡協議会、福島民友新聞社、福島中央テレビの主催。8月30日まで。
 会津坂下町出身の斎藤清のほか、棟方志功や横尾忠則ら180人の作家の版画作品約400点を展示。和歌山県立近代美術館の所蔵作品が中心。棟方志功のファンだという千葉市の小川和代さん(79)は「版画が昔から好きなので訪れてみた。緻密な描写に驚いた」と圧倒された様子だった。
 開館時間は午前9時30分〜午後5時。観覧料は一般・大学生1000円、高校生500円、小・中学生300円、未就学児無料。問い合わせは県立美術館(電話024・531・5511)へ。