県は28日、新型コロナウイルスに感染して入院していた80代女性が27日に死亡したと発表した。県内の新型コロナ関連の死者は3人目。新たに4人の感染も確認され、感染確認は計251人となった。
 9月の感染確認は計90人となり、1カ月で最多だった8月の72人を大幅に上回っている。内堀雅雄知事は28日の定例記者会見で「県内は依然第2波の中にあり、なかなか抜け出せない。厳しい状況をしっかり受け止め、県民と事業者に感染防止対策を訴えていく」と述べ、改めて新しい生活様式の徹底を呼び掛けた。
 県によると、80代女性は入院中に状態が悪化し27日深夜に死亡した。県は「高齢者や基礎疾患のある人は重症化のリスクが高まる」として、インフルエンザの流行期を前に高齢者に積極的なワクチン接種を呼び掛ける方針。
 新たに感染が確認されたのはいわき市の40代の無職男性、50代の会社員女性、70代の自営業男性と郡山市の10代男性の計4人。軽症または無症状で入院中。いわき市の3人は24日に陽性と判明した同市の70代男女の濃厚接触者だった。
 郡山市の男性は25日の登校後、発熱などの症状が現れて早退、27日に陽性と判明した。23、24の両日にマスクを着用し、家族の送迎で登校していた。陽性患者との接触は確認されておらず、現時点で感染経路は不明。同居家族に加え、学内にも濃厚接触者がおり順次、PCR検査を実施する。
 5人の退院発表
 県は、陽性患者5人が27日までに退院したと発表した。入院中は42人で、うち重症者は1人。