経済効果3兆円!中国「独身の日」に商機を見出す日本企業

経済効果3兆円!中国「独身の日」に商機を見出す日本企業

1日で売り上げ4兆1666億円!

11月11日は1が四つ並ぶため1=1人ということで中国では「独身の日」とされている。

この日は「自分へのプレゼントを買ってほしい」とネット通販会社がこぞって大規模なセールを行っていることから最近では独身の日=ネットショッピングの日として知られている。

中国のビッグデータ分析会社のまとめによると、去年の「独身の日」は1日の売り上げは2540億元、日本円でおよそ4兆1666億円(前年比44%増)となっていて、年々、規模が拡大している。

この日、対象となる商品は中国国内に限らず国境を越え日本製品も多く買われている。

実際、日本に来ている中国人観光客に話を聞いてみると…

「買います。ネットサイトで独身の日に日用の必需品を買います」という女性や、「この化粧品を買うよ。これを(携帯画面見せ)5個予約した。他にもこれも沢山かった」と話す男性観光客も。

さらにある女性観光客は「独身の日は多分(1年で)一番買い物してるかも!」とおどけた。

国境を越えて行うネットショッピングは「越境EC」と呼ばれている。

日本でもその中国向け市場規模は毎年成長し続け、経済産業省は2021年には3兆円に近づく規模になると推計している。

「京都産」が人気

京都府綾部市にあるカルビーの京都工場。ここは主に中国や台湾に向けての商品を作る工場だ。穀類と果物がミックスされたシリアルが作られ中国語表記のパッケージにシリアルが詰められていく。

パッケージには中国人の受けが良いのか「京都産」の文字もあった。

この工場は、中国での同社製品の需要の高まりに対応するため、今年の夏に建てられた。

そして今、この工場では「独身の日」を前に、生産は今がピークを迎えている。

カルビーのフルグラは中国では、日本の数倍の値段で売られているが「独身の日」には、普段の1か月分が1日で売れるため、この工場では1か月以上前から生産を増やしてきた。

4万種類の日本製品

他にも、日本の商品を主に中国に向けてネット販売しているこの会社は、保湿クリーム、はみがき粉などの日用品やお菓子などの食品を扱っている。その数、およそ4万種類。年間の取扱い高はおよそ110億円にのぼり、ほぼ毎日、北京や上海など中国全土へ運ぶ手続きをしている。

11月11日の「独身の日」にかけて、中国へ出荷する荷物の準備は佳境に入っている。最近は日本酒や化粧品などの高額な商品にも人気が広がり去年の「独身の日」の販売額は、前の年のおよそ9倍に増えた。

インアゴーラ広報の板野可奈子さんによると「この2、3年、日本企業も『独身の日』を商機とみている日本の企業が増えている」 という。

スタッフは通常の倍の人数。

今や独身の日は日本企業にとっても“かきいれ時”になっている。

(プライムニュースデイズ 2018年11月9日 放送分より)


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