足りない栄養素を補う、自分だけのオーダーメードのサプリメントとは。

スーツやレディースシューズのみならず、オーダーメード型のリハビリ施設も登場するなど、今や、まさにオーダーメードの時代。

“ニーズの多様化”に応える動きは、サプリメントにも。

化粧品などを製造するファンケルが15日に発表した「Personal ONE(※2月20日〜発売)」。

「自分に合うサプリがわからない」といったユーザーの声を受けて開発された、サプリの“オーダーメードサービス”。

サプリを始めるにあたって、まずはアンケートに答える。

中身を見ていくと、「野菜料理を1日に何皿食べていますか」や「スナック菓子や洋菓子などをどれぐらい食べていますか」といった、食習慣や生活習慣などの質問45問に答えるという。

さらに...。

ファンケル創業者 池森賢二名誉相談役ファウンダー「皆さんの尿を送っていただくことによって、的確なその人向けのサプリメントが提案できる」

尿の検体を郵送すると、1週間ほどで分析結果と最適なサプリメントの組み合わせがメールで届き、好きなサプリを選んで注文できる仕組み。

33種類ものサプリメントから、その人に合ったサプリを組み合わせることで提案するが、その組み合わせの数、なんと10億通り以上もあるという。

健康寿命への関心が特に高い50〜60代をターゲットに、サプリの習慣化を狙う。

ファンケル健康食品事業部長・若山和正氏「少子高齢化が進む中で、健康寿命の延伸は、国全体の大きなテーマだと考えていて、どの業界でもパーソナル対応は、ニーズとして大きくなってきている。これをサプリメント業界として先駆けて、ファンケルとして展開することは、業界の成長においても大きく寄与するもの」

「人生100年時代」。

最新技術によるオーダーメードで、サプリの需要はどこまで広がるのか。

三田友梨佳アナウンサー「オーダーメードのサプリメントというと、かつては美への意識が高い人とか、スポーツ選手などに向けたサービスなのかなという印象が強かったんですが、今は、幅広い世代に向けてという感じなんでしょうか」

端羽英子氏(コメンテーター 株式会社ビザスク代表取締役CEO)「身近なところに欲しかったサービスが降りてきたような感覚はありますよね。パーソナライゼーション、個人向けのカスタマイズというのは、さまざまな分野で起きていて、時代のキーワードだと感じています」

三田友梨佳アナウンサー「こういったオーダーメードのサービスというのは、今後も広がっていくとお考えですか」

端羽英子氏「化粧品だったり、洋服だったり、シャンプーのような日用品だったり、さまざまな分野で個人のデータを集めて、企業は、これをマーケティングだったり、商品開発だったりに生かすようにしていますし、個人の方と企業の方が、信頼関係のもとにデータをうまく活用して、さまざまな選択肢が増えていく。これは必須の流れなんじゃないかと感じます」

三田友梨佳アナウンサー「データというものは、多ければ多いほど、企業にとってはメリットも大きいということですよね」

端羽英子氏「これをどう活用していくのかということは、すごく大事だとは思いますが、これからの商品開発、個人が多様な選択の中で何を選んでいくのか。そこのエッジのある情報をどのようにとっていくかという意味では、大事なんじゃないでしょうか」

三田友梨佳アナウンサー「企業にとっては、世の中のニーズをつかむのに有効な手ですし、消費者の需要も高まっている中で、このオーダーメードの市場、さらに加熱していきそうです」