誰かへの応援になる商品が用意されている。

GoToトラベル応援に、結婚を控えたカップルを“応援”。

百貨店の松屋がお披露目した、2021年の福袋。
キーワードは「応援」。

青森の工場で仕立てられるオーダースーツと、青森県産のお米がセットになった「地域応援福袋」。

全国各地の職人さんを応援するために、スーツや革製品などの製品と、地域の名産品とを組み合わせた福袋。

そして、浅草の初詣を提案する福袋は、浅草ならではの人力車の乗車券もついている。

この福袋は、雷門そばに位置するホテルの宿泊券や、浅草の和食店のお弁当などをセットにし、観光客が減少した浅草の街そのものを“応援”する狙い。

えびす屋浅草・梶原浩介所長「一時は、われわれの業界で申し上げると、約9割減という形で大きな影響を被っている。(応援袋に)大いに期待している。浅草の2021年の起爆剤になればと思っている」

消費者だけでなく、企業や職人も応援する福袋。
なぜ、“応援”にこだわったのか。

松屋 販売促進課・河野新平課長「いろんな職人や農家が、非常につらい思いをしているのを肌で感じていた部分もあったので、そういった皆さんを少しでも後押しできるような福袋ということで、今までの消費動向から、買うことで支援につながるというニーズは感じ取っているので、それを反映させた」

コロナ時代で関心が高まる「応援ビジネス」。

さらに、こんな動きも...。

コンビニ大手のローソンが外食企業とコラボレーション。
11月から順次、本格的に販売される。

浅草の老舗洋食店のビーフシチューや、福島・喜多方市のご当地ラーメンなど、これまでにない35社という規模で展開する。

その背景にあるのは、客足が遠のく外食企業の“応援”。

外食企業の新たな販路としての活用も期待している。

4月末もローソンとコラボ商品を開発した串カツ田中・貫啓二社長は「“外食は悪だ”というような風潮になる中、週単位で環境がどんどん悪化していく先の見えない中、お客さまのもとに串カツを届けることもできた。串カツ田中が今後、中食や内食という新たな未来も見えたりした」と話した。

コロナ時代に注目が集まる「応援ビジネス」。

“誰かのため”が、新たな商品価値につながっている。