旅行代半額!超お得なキャンペーンが迷走中

夏休みの予定が決められない!一体いつ始まるのかわからないGo Toキャンペーンに悲鳴が続出している。

皆さんこの夏の過ごし方はもう決めたのだろうか?街で聞いてみると…

10代女性:
決まってないです…

19歳女性:
北海道と福井。海鮮食べに行きたいです

20代女性:
国内なら沖縄。海とかではしゃぎたいなと思います

移動自粛の解除を受け、夏休みの旅行の計画を立て始めた人も多いのではないだろうか?こうした中、政府が打ち出しているのは大打撃を受けた観光などでの消費をうながす「Go To Travelキャンペーン」。なんと国内旅行代金の半額を補助するという超お得なサービスだ。

旅行サイトを運営する「トラベルズー・ジャパン」の行った調査では、87.5%の人が、このキャンペーンを「利用したい」と答えている。

決まらぬ開始時期…夏休みの予定が立てられない

当初は夏休み前の7月初旬に始まる見通しだったが、公募のやり直しによって今も事業の委託先が決まっていない。果たして夏休みには間に合うのだろうか?

30代男性:
(決まるのを)待ってたら夏休み過ぎちゃいますからね

30代女性:
沖縄に旅行に行こうかと思っています。Go Toキャンペーンもちょっと先になりそうだなと思ったので、じゃあもう決めちゃおうかなと…

20代女性:
Go Toキャンペーン使ってUSJに行きたいと思っています。Go Toキャンペーン待ちをしています

ネット上でも「何も決まっていない。なんだこのキャンペーンは!!」「キャンペーンの発表を待つと夏休みが終わる」といった不満の声が…

観光業界からも期待と不安の声が…

旅行会社のホームページを見てもGo Toキャンペーンの文字がおどるものの、どこも準備中のまま。

東京・港区の旅行会社「沖縄ツーリスト」に聞いてみるとGo Toキャンペーンの問い合わせが相次いでいるという。

沖縄ツーリスト東京支店・大島 大次長:
(お客様に)明確にこちらもお答えできないという状況になっておりまして、対応ではちょっと困っている部分があります

キャンペーンがスタートすれば通常約4万円の航空券と宿泊券がついた沖縄格安プランが2万円もお得になる計算。しかし、いつ始まるかも分かっていないため予約を受け付けることができないという。

沖縄ツーリスト東京支店・大島 大次長:
具体的な内容は決まってからにはなってくると思いますけれども、早く始められるようであれば早く始まると助かります

神奈川・湯河原温泉にある高級旅館「ふきや」もGo Toキャンペーンの開始を心待ちにしている。

日本伝統の数寄屋造りで心癒される庭付きの特別な部屋は夏休み中の平日に2人で利用した場合、1人あたり4万9000円だが、Go Toキャンペーンを利用すればこちらも2万円もお得に。

湯河原温泉 ふきや・山本まり子若女将:
Go Toキャンペーンは期待しています。今まで来ていただいてなかった新しいお客さまが来ていただくことに期待しています

4月上旬から2カ月近く休業を余儀なくされたこの旅館。通常であれば夏休みの予約が入る時期だが、現在8月の予約はほとんど入っていないという。若女将はGo Toキャンペーン待ちの影響だと感じている。

湯河原温泉 ふきや・山本まり子若女将:
少しでも早く決まってほしいです。第2波、第3波というコロナの影響がまた来ないように祈っています

夏休みの旅行計画を大きく左右するGo Toキャンペーンの遅れ。コロナで失った多くの笑顔をお得な旅で取り戻すことはできるのだろうか?

Go Toキャンペーン なぜドタバタしてる?

Live News it!のスタジオではイー・ウーマン社長の佐々木かをりさんにも話を聞いた。

加藤綾子キャスター:
このGo Toキャンペーンですが、ドタバタの経緯について福原さん説明お願いします

福原直英キャスター:
新型コロナウイルスの影響を最も受けた業種の一つが観光。観光業界の人たちを支援するために4月末に成立した第1次補正予算に、このキャンペーンが盛り込まれました。5月26日から事業の委託先の公募が経済産業省で始まった段階では、Go Toキャンペーンの開始時期について赤羽国交相は「スムーズにいけば7月の早い時期にできるかも知れない」と話していたんです

福原直英キャスター:
ところが、今月に入って「委託費が3095億円にものぼるのは高すぎる」「Go Toキャンペーンならぬ強盗キャンペーンだ」などと批判が起きたわけです。政府は事務局の構造が複雑だったなどとして6月5日にいったん委託先の公募を中止。16日になってようやく委託先の公募が再開されたというところです。19日の会見で赤羽国交相は「8月の早い段階で開始できるよう準備してまいりたい」と話したんですが、まだまだ具体的にはどうなるか分からないという状態です

加藤綾子キャスター:
このGo Toキャンペーンがどうなるのか、いつから始まるのかというのを見越して夏休みの計画を立てたいわけじゃないですか?

コメンテーター・佐々木かをりさん:
政府の元々の趣旨(夏休みに間に合わせる)もそうだったわけですよね。この夏休みに間に合わせるには早い解決が必要なんですが、ただ根本は業務委託というものの仕組みにあったと思うんですよ。この件は早くして欲しいのだけれども政府の業務の委託のあり方というのは、もう1回点検して見直していただきたいなと思うんです。つまり役人の一人一人はルールに則って書類を作り、ルールに則って発注しているんですけれど、世の中から見るとうまくいっていない

加藤綾子キャスター:
(役人は)こうしてくださいと言われた通りやっていたが、組織の構造そのものが問題だったということですか?

コメンテーター・佐々木かをりさん:
発注のルールであったり、こういう規模の会社でなくてはならないとか、こういう書類を提出しなければならないとか、政府の業務委託にはルールがあるので、ここももう一度見直すといういい時期なんじゃないかなと思います

(Live News it! 6月26日放送より)