令和になって初めての新春恒例の宮中行事、「歌会始の儀」が、皇居で行われた。

「歌会始の儀」は、午前10時半から宮殿・松の間で行われ、天皇皇后両陛下や秋篠宮ご夫妻、眞子さま、佳子さまなど皇族方が出席された。

令和になって初めての歌会始のお題は、陛下が即位後に選ばれた「望(のぞみ)」で、およそ1万5,000首を超える応募から、最年少で入選した新潟県の高校3年生・篠田朱里さん(17)ら10人の歌が、古式ゆかしい節回しで詠みあげられた。

17年ぶりに出席された皇后さまは、被災地へのお見舞いを重ねる中で接した、高校生などの若いボランティアの姿を詠まれた。

「災ひより 立ち上がらむとする人に 若きらの力希望もたらす」

続いて陛下は、保育園などの訪問や長女・愛子さまの学校行事を通じて触れ合った子どもたちの明るい将来を願う気持ちを詠まれた。

「学舎(まなびや)に ひびかふ子らの弾む声 さやけくあれとひたすら望む」

2021年のお題は「実(じつ)」で、16日から9月末まで受け付けられる。