顧客の損失を補填した罪などに問われた証券会社の実質経営者で、元プロ野球・巨人の選手だった男に、東京地裁は、執行猶予付きの有罪判決を言い渡した。

「東郷証券」の実質経営者で、プロ野球・巨人の選手だった林泰宏被告(58)ら2人は、顧客がFX取引で出した損失を穴埋めした金商法違反と、2億円余りを脱税した罪に問われている。

12日の判決で東京地裁は、「林被告は、共犯者らに脱税のスキームを構築したり、損失補填で顧客の苦情を抑え込むよう指示し、いずれの犯行においても首謀者である」などと指摘し、林被告に懲役3年、執行猶予5年を言い渡した。