気になるニュースの疑問をひもとく、「はてな」。 13日は「ウイルス対策」。

ダイヤモンド・プリンセスをはじめ、新型コロナウイルスの感染拡大は収まる兆しがない。

それでは、私たちはウイルスからどう身を守れば良いのだろうか?

ここで注目したいのは、本来だと感染のピークを迎えているはずのインフルエンザウイルス...新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、疾患が大きく減っているのだ。

国立感染症研究所によると、2020年第5週(1月27日〜2月2日)の患者報告数は7万76人。2019年の同時期、21万4,592人と比べると約3分の1に減少していて、ここ10年間でも最も少ないという。

それでは、なぜインフルエンザの流行が抑えられているのか?

暖冬を理由に挙げる人もいるが、新型コロナウイルスへの予防対策が関係していると見られる。

獨協医科大学医学部・増田道明教授によると、新型コロナウイルスへの予防法としては、4つのポイントが挙げられるという。

(1)手洗い・うがい・アルコール消毒の徹底、(2)なるべく人混みを避けること、(3)マスクの着用、(4)栄養や睡眠をとり免疫力を上げること。

これらの対策は、インフルエンザの予防にも有効という。

ダイヤモンド・プリンセスでの感染が広がった理由について、元厚生省仙台検疫所所長の岩崎恵美子さんは「狭い閉鎖空間で多くの人が長時間生活する。手すりなどといった同じ場所に複数の人が触ることが多いことが原因」としたうえで、「手洗い、うがい、アルコール消毒などが予防につながるので大切」と話している。

インフルエンザウイルスは、ウイルスが手についた状態で口や鼻を触るなど粘膜から感染すると言われている。

新型コロナウイルスも同じように感染するのではないかとみられている。

増田教授は「感染症に対してきちんと警戒することが、ほかの感染症対策にもつながる」として、身近に予防策の重要性を指摘している。

つまり、普段から感染症にかからないための予防を徹底することが、一般的な感染症対策として有効であると言えるのだ。

わたしたちができる対策は例年行う、インフルエンザの予防を徹底することでもあると言えるだろう。