新型コロナウイルスの感染が拡大しているクルーズ船から、感染した患者を搬送した神奈川・横浜市の救急隊員の男性が新たに感染し、入院していることがわかった。

横浜市の30代の救急隊員の男性は、2月10日、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から、新型コロナウイルスに感染した患者を救急搬送した。

男性は搬送時、ゴーグルやマスクを着用していたが、その日の夜に発熱したことから、14日に検査をしたところ、感染が確認された。

厚生労働省は、感染者と接触して数時間後に発症した例はこれまでにないとして、「この搬送が感染の契機になった可能性は低い」という見方を示している。

一方、1月31日に中国・武漢市からチャーター機の第3便で帰国し、宿泊施設で過ごしていた145人のうち、60代の女性1人について、検査で感染が確認された。

施設は原則個室となっていて、濃厚接触者はいないという。

この女性は入院する予定で、陰性だった残りの帰国者は15日以降、順次帰宅するという。

このほか、東京都や和歌山県、沖縄県、愛知県、北海道でも14日、新たに日本人の感染が確認され、クルーズ船の感染者218人を除く国内での感染者は41人となった。