新型コロナウイルスの感染者で、国内で初めて死亡した神奈川県の80代の女性が、症状が出る前日に、娘と日帰りで出かけていたことがわかった。

国内での感染確認は増え続け、感染源を追えない、「市中感染」が疑われている。

神奈川県によると、新型コロナウイルスによる肺炎で、13日に死亡が確認された県内在住の80代の女性は、1月22日から倦怠(けんたい)感が出始め、その後、肺炎と診断され、病院に入院したが、症状が出始めた前日に、県内で娘と日帰りで出かけたという。

娘は、感染が確認されている個人タクシーの運転手の妻で、2人は、1月に屋形船で開催された新年会に参加していた。

また、2月10日、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から感染者を救急搬送した30代の救急隊員の男性が、新型コロナウイルスに感染したことが確認されたが、男性は搬送後、38度の高熱を発症していながら、その後も、別の患者の救急搬送に携わったという。

一方、和歌山・湯浅町の済生会有田病院で、50代の男性医師と受診患者の70代の男性が新型コロナウイルスに感染したことを受けて、和歌山県は、感染の可能性がある人の検査を進めている。

2人の接点はわかっておらず、県は、この医師と濃厚接触した人や、すでに肺炎の症状のある患者や、ほかの医師などの検査を行っていて、15日午後に結果を公表する予定。

(関西テレビ)