安倍首相は、政府の新型コロナウイルス対策本部の会合で、新学期の学校の再開に向け、文科省で早急に具体的方針をまとめるよう指示した。

これを受け、萩生田文科相は、政府として春休み前までの一斉休校の要請は延長しない方針を表明した。

安倍首相「今回の専門家会議の分析、提言をふまえて、新学期を迎える学校の再開に向けて、具体的な方針をできる限り早急に、文部科学省において取りまとめてください」

安倍首相は学校の再開について、「地域ごとのまん延状況をふまえるべきだ」などとした専門家会議の見解をふまえて、文科省で再開に向けた具体的方針を早急に取りまとめるよう指示した。

これを受け、萩生田文科相は、来週の早いうちに方針を取りまとめる意向を示したうえで、政府として、春休み前までの一斉休校の要請は延長しない方針を表明した。

萩生田文科相「政府として要請した春休み前までの一斉休業については、延長しないということを確認しました。新学期をしっかり迎えていく準備に入っていきたいと思っています」

一方、自粛を要請してきた全国的な大規模イベントの開催について、安倍首相は「(専門家会議で)主催者がリスクを判断して、慎重な対応が求められるとの見解が示されたことから、今後は主催者がこれをふまえて、判断を行う場合には感染対策のあり方の例も参考にしてください」と述べた。

安倍首相は、大規模イベントの開催については、「リスクを判断して、慎重な対応が求められる」と指摘した専門家会議の提言をふまえるよう主催者に求めた。

そのうえで、開催の判断にあたっては、専門家会議が提示した感染対策を参考にするよう求め、政府としての自粛要請については言及しなかった。