全国で一斉休校が続く中、文部科学省は、新学期からの学校再開などに向けた指針を公表した。

萩生田文科相は、「学校が取り組むべき事項や、留意事項を具体的に示したガイドラインを作成しました。引き続き、警戒を緩めることなく、準備をさせていただきたい」と述べた。

公表された指針では、集団感染を防ぐため、「密閉・密集・近距離での会話」など、いわゆる「3条件」が同時に重なる場面を避ける対策が不可欠としていて、換気の徹底やマスクの着用のほか、毎朝の検温などを要請している。

入学式や部活動などでも、3つの条件が重ならないような実施方法の工夫が求められるほか、修学旅行については、当面取りやめるにしても、中止ではなく延期にしてほしいなどの方策が挙げられている。

また、学校再開後に生徒らが感染した場合、感染者や濃厚接触者を出席停止とし、症状の有無などを総合的に考慮したうえで、休校を判断するよう要請している。

大阪・堀江小学校 中山校長は、「今の状況を見たらその通りなのかなというふうなことは思います。ただ、本校は人数が多いものですから、入学式とか、もう1回どうしようか検討しないといけないと考えています」と話した。

小学5年生の保護者は、「集団で集まるとか、近寄って話す。2つの要素が小学校に備わっている。換気をよくするくらいしかできない」と話した。

小学5年生の男の子は、「早く(休校が)解除されてほしい。校庭で、みんなとドッジボールしたい」と話した。

一方、青森市の小中学校は、23日から順次再開したが、その後、県内で感染者が初めて確認されたことを受けて、24日から再び臨時休校となっている。

青森市立北中学校・斎藤美鈴校長は、「きのうは1年生のみで、きょうは予定では2年生のみ。子どもたちの健康安全が第一なので、念には念を入れてやっていきたい」と話した。