保育園の屋根にも…サルが出没

千葉県市川市の住宅街、電線の上を猛スピードで駆けるサル。

28日、市川市の隣に位置する鎌ケ谷市で目撃されたサルは、29日に市川市に移動。
30日には市内で6件の通報があったという。

近隣住民:
怖いですよ、サルは分かんないからね。犬と違うから。


住宅街や保育園などが多い市川市。
30日朝に「サルが出た」と通報した保育園では、発見後、園長が即座に園児たちを室内に避難させたという。


市川保育園・齋藤武園長:
地域の方が保育園の屋根にサルがいるということを発見して、それですぐに110番通報しまして。ハロウィーンのイベントで地域をお散歩する予定だったんですけれども、サルのことがありましたので、今日は室内でイベントをやったり。引き続き注意しながら過ごしていきたいと思います。

サルが最後に目撃された場所へ向かうと…

住宅街の電線を縦横無尽に軽々と飛び移るサルは、警察によると「子ザルよりも少し大きめ」と見られている。

木の陰に隠れ、取材班の様子をうかがっているように見えるサルだったが、その後猛スピードで逃走。
追跡を続けたものの、建物の裏手に入ったのを最後に見失ってしまった。

その後、サルを目撃したという女性は…


サルを目撃したという女性:
友達が見つけたんですけど…「サルだ!」って言って。鉄橋のところまで登ったり降りたりして最後はトンネルの中を駆け抜けていきました。


逃げているのは、山の方から降ってきたとみられるサル1匹。
警察によると、これまでに人的被害などは出ておらず、現在周辺を捜索しているという。

相次ぐ野生動物の出没 注意すべき点は…

千葉や香川ではイノシシ、石川・福井・山形などではクマなど、相次いでいる野生動物の出没。
今回、千葉県で目撃されたサルも非常に危険で、人を襲う危険性もあるという。

加藤綾子キャスター:
イノシシやクマはエサが不足していることが街に出没する確率が高くなっている理由のひとつと言われていますが、サルもおそらく同様なんですよね。住宅に入ってきてしまうとイノシシやクマに比べて小さいからといって安心はできないわけですよね。

コメンテーター・明治大学教授 齋藤孝氏:
地上だけじゃないですからね、捕まえづらいということもありますし、被害も年間10億円ぐらいになるんですよ。要するにサルが調子に乗ったらダメなんですよ。地域ぐるみで、例えばネットを張ったりとかロケット花火も効くらしいです。

榎並大二郎アナウンサー:
本当に学習能力高く人慣れが早いというような特徴もあるということですから、とにかく遭遇した場合は目を合わせたりせず、餌なども絶対にやってはいけないということでした。