国の安寧や国民の幸せを祈る「旬祭」に

5月1日天皇陛下は即位から1年を迎えられた。新型コロナウイルスの感染拡大については皇后・雅子さまと共に心を痛められ、早期終息を願われている。

天皇陛下は国の安寧や国民の幸せを祈る「旬祭」に臨むため1日午前8時半ごろ、皇居に入られた。

フジテレビ宮内庁担当・宮崎千歳記者:
(新型コロナによる)こういう困難な状況にあって国民のために祈るということが、天皇としてのご自身に課せられた大切なおつとめだというふうにお考えになって代理を立てないで自ら行うべきだと、そういう強い信念をお示しになって臨まれたというふうに伺っています

雅子さまと共に歩まれた天皇陛下の1年

1日は即位から1年という節目の日。

ちょうど1年前のきょう行われた即位後朝見の儀では…

天皇陛下(2019年5月):
日本国憲法および皇室典範特例法の定めるところにより、ここに皇位を継承しました

第126代の天皇として常に国民に寄り添い、苦楽を共にするという象徴としての在り方を上皇さまから受け継がれた陛下。

皇后さまと国内各地に足を運び、多くの人たちと触れ合われた。

去年10月には即位礼正殿の儀に臨み、191の国と地域からの参列者らを前に即位を宣言された陛下。

列島を直撃した台風被害を考慮し、11月に延期されたパレード・祝賀御列の儀では、沿道からの祝福の声に皇后・雅子さまが涙ぐまれる場面も…

即位礼と大嘗祭を終えたことを報告する伊勢神宮への親謁の儀。陛下は馬車で参道を進み…

皇后さまも十二単に身を包み拝礼された。

7カ月あまりに及んだ即位に伴う儀式。療養中である皇后さまはその全てに出席された。

年末には両陛下の強い希望により台風19号の被災地に足を運び、被災した人たちを見舞われた。

フジテレビ宮内庁担当・宮崎千歳記者:
皇后さまが努力を重ねられて常にいらっしゃるということが陛下にとっても非常に支えになっているのではないかなというふうに拝察します

新型コロナの感染拡大に心を痛められ…

年が明け、令和になって初めての新年一般参賀が行われ…

2月、60歳の誕生日を迎えられた天皇陛下は、新型コロナウイルスの感染拡大を案じ…

天皇陛下(2月):
罹患した方々の治療や感染の拡大の防止に尽力されている方々のご労苦に深く思いをいたします

4月に新型コロナ対応にあたる専門家から説明を受けられた際にはこう話されたという。

天皇陛下(4月):
私たち皆がなお一層心を一つにして力を合わせながら、この感染症を抑え込み現在の難しい状況を乗り越えていくことを心から願っています

フジテレビ宮内庁担当・宮崎千歳記者:
側近によりますと本当は最前線で感染症に立ち向かっている人たちのもとに足を運んで直接感謝やねぎらいの気持ちを伝えたいと。ただそれは今かなわないので現時点では対応にあたっている現場の生の声を聞くことで状況を正しく理解することがご自分にとって必要であり大事だと、そういうふうなお気持ちでいらっしゃるというふうに伺っています

(Live News it! 5月1日放送より)