専門家会議では、新規感染者数の傾向について、全国的に減少傾向にあるとした。
しかし、その状況は地域によって異なるようだ。

まず、適切な対策がとられた場合に、新規感染者数が時間を追うごとにどのように推移していくか。

どの段階に地域があるかによって違う。

まずは、新規感染者数が一定水準まで低下していない、つまり、状況が厳しい地域では、外出自粛や特定の業種の営業の自粛など、これまでのような徹底した行動変容の要請が必要となっていく。

ただ、やはり自粛疲れというものも懸念されており、社会的に必要性が高く、感染リスクを十分に下げられる事業などで、制限を一部解除、緩和していくことも検討する必要があるとしている。

その一方で、新規感染者数が限定的になっている地域では、対策を一定程度緩められるようになると、その中で新しい生活様式の定着が必要だという。

どういうことかというと、3密の回避だとか、テレワークや時差通勤などといった働き方の工夫、これを生活に根づかせる、定着させる必要があるという。

ただ、この段階にあったとしても、再び新規感染者が増加した場合には、また1つ前の徹底した行動変容の要請が必要になるという。

こうした専門家会議が示した新たな生活様式。
このあと、1カ月続けられるのか、街の人に聞いた。

IT関係(40代)「(テレワークはいつから?)テレワークは4月の頭から。ほとんどテレワークで、多くても週1くらい。どうしてもってときだけ出社している。公園に出かけるとか、釣りに行くとかも今できない状態がずっと続くのはやっぱりつらい」

事務系(30代)「(テレワークはいつから?)先週くらいから。今週2日間は自宅でテレワーク。(今の生活は慣れた?)1週間じゃ全然。時間かければ慣れてくると思いますし、保育園が始まって、子どもが預けられたら別に家でも(仕事)できるかなと思っています」

一方、飲食店で働く人は...。

テイクアウトで対応しているリザラン新橋店スタッフ「(新しい生活は?)慣れない。正直やっていくこと自体が厳しくなってくるのかもしれないが、自分たちでできるところから。(長丁場になると?)ちょっと難しいのではないかという印象はある。今回コロナウイルスの影響で、急きょ(テイクアウト)やり始めた。容器代もかかるので、利益率も通常の営業に比べて決していいとはいえない」

テイクアウト・時短営業で対応している銀座道しるべ・横井稔史店長「(緊急事態宣言後の売り上げは?)夜に関しては8割減くらい。できれば店の中でみんなでわいわい酒やおつまみとかつまんでいただきたいですけど。僕は結構慣れてきた、実は。寂しいですけどね」