東京都内の「乳児院」で4月、新型コロナウイルスの集団感染が発覚した。

FNNの取材に応じた別の乳児院の院長は、感染を防止するため、「親との面会を制限しなければいけない」と苦しい胸の内を明かした。

東京・港区の乳児院で4月、職員と乳幼児8人が集団感染した。

新宿区の二葉乳児院の都留和光院長も、感染リスクを訴えている。

都留院長「(都内には11の乳児院があるが)どこの乳児院で起きてもおかしくないと思っている。入所があるときに、(その子どもが)陽性かどうかわからないと不安」

職員は感染への警戒を常にしているが、保護者の養育を受けられない乳幼児を預かる乳児院では、濃厚接触は避けられないとしている。

都留院長「もともと、乳児院に入所してくるお子さんたち自体が、いろいろな経緯で来る。そうした赤ちゃんの気持ちをしっかり受け止めていくには、自分の手のひらで抱くとか、声かけをいっぱいするとか、目と目をしっかり合わせてというのが基本になる。そこで、おそらく、どこの乳児院の職員も怖いからといって抱っこしないということはない」

その中で、感染を防止するため、家族との面会を制限するのは、断腸の思いと話す。

都留院長「親御さんとの関係を密にしていくのが、2月・3月ぐらい。それで家庭に帰っていく。本当に困っているのは、この間、面会が途絶えてしまったりとか、なるべく面会を重ねながらやりたいという思いを止めながらやっている」