緊急事態宣言の延長など、厳しい局面が続く飲食店や小売店の反応。

お好み焼き店が集まる、広島の人気観光スポット「お好み村」。

連休ともなれば大勢の観光客でにぎわうはずの場所だが、5日は、ひっそり。

24の全店舗が6日まで営業を自粛しており、鉄板も段ボールで覆われていた。

安倍首相の会見を食い入るように見つめていた、お好み村組合の豊田典正理事長は、今回の緊急事態宣言の延長に、「やっぱり(緊急事態宣言の期間は)延びるだろうと想像はしていた。全て納得ではないが、安倍首相もあれ以上のことは言えないですよね。お客さまから、『いつから開けるの?』とか、すごく楽しみにしていただいて、電話をたくさんいただくんですよ。だから、7日からお持ち帰りを中心に、営業を再開させていただこうと思う」と話した。

お好み村では、連休明けの7日からの対応については各店舗で判断するとしているが、およそ7割の店が営業を再開する予定だという。

一方、社会生活の維持に必要なスーパー。

スーパー「マルヤス」経営・松井順子さん「ビニールカーテンのほかに、あとはこちらに加湿器を置いて、次亜塩素酸水を入れて噴霧をしている。あとは、買い物かご一個一個の除菌清掃も行っている」

換気や入店客数の制限など、3密回避の対策で業務量も増している中、延長については、「緊急事態宣言の延長は、やむを得ないのかなと思っている。ただもう、わたしたちは生活必需品を扱うスーパーとして、自分たちで積極的に感染拡大の防止に努めるしかないのかなと」と話した。

ギョーザ専門店がひしめき合う、栃木・宇都宮市。
こちらでは、3密回避のため、これまでテイクアウトなどで営業を続けてきた。

宇都宮餃子会・鈴木章弘事務局長「5月6日で全部収まるわけがない。これは言いたくないけど、致し方ないのかなと。ただ本当にこのやり方で収まるのか、先が見えないことが不安」

理解を示しながらも、強い不安が残るという。

今回の指針で示された、「食事は横並びで」という具体例については、「ただ、横に並んで何が変わるんですかね。ピタッと何かを止めて、動きを止めて感染を防ぐことができるのであれば、そちらに協力する気持ちはある。中途半端なのが一番つらい。とにかく収束する、収束傾向を見いだせる、その方向に進んでいきたい」と話した。