緊急事態宣言が延長されて、初めての週末を迎えた。

特定警戒都道府県に指定されていない自治体では、これまで自粛していた営業を再開する動きも出ている。

各地の様子をまとめた。

岩手・盛岡市の商店街に掲げられた旗。

新型コロナウイルスの影響で延期となっていた盛岡の春を告げる風物詩「よ市」が9日、1カ月ほど遅れて開幕した。

よ市は、毎年4月から11月の毎週土曜日に開かれ、およそ100店舗が軒を連ねる人気のイベント。

岩手県では、これまでに感染が確認されておらず、9日から規模を縮小して開かれることになった。

男性「やっと開幕。楽しみにしてた。うれしいです」

緊急事態宣言が延長されて、初めての週末。

今週7日から、食料品に限定し販売を再開した栃木・益子町の道の駅では、朝から多くの人が訪れ、地元の野菜などを買い求める姿が見られた。

栃木県では、週明けの11日から、商業施設や遊興施設などへの休業要請を緩和する方針。

買い物客「賛成です。自粛、自粛で自粛疲れしてしまう。子どもがストレスたまってしまうので」

株式会社ましこカンパニー・保園優子さん「地元の方もそうですが、規制緩和で、いろんなお客様に来ていただければ」

こちらの施設では、自粛を続けている工芸品などのコーナーやレストランについても、営業を再開させるという。

今週、外出自粛要請が緩和された山梨県。

9日から県立図書館での本の貸し出しが再開された。

9日に貸し出されたのは、休館前に予約をしていた人で、今後、しばらくは完全予約制での貸し出しになるという。

一方、特定警戒都道府県に指定されている東京では、9日も繁華街の人出は少なめ。

神奈川県の湘南海岸では、サーフィンをしている人もいたが、訪れている人はまばらだった。

海岸に設置されている防災スピーカーからは、外出自粛の呼びかけが続けられていた。

地元の人「きょうはほとんどいない。(緊急事態宣言が)あとどれくらい続くか心配」

そんな中、9日、たくさんの人が訪れていたのは、土曜日にもかかわらず、臨時窓口を開設した佐賀市役所。

行われたのは、一律10万円を給付する特別定額給付金が早く受け取れるオンライン申請に必要なマイナンバーカードの暗証番号の設定手続き。

男性(60代)「8時前に来ました。木曜日の昼ごろに来たけどいっぱいで、受け付けは終了ということで」

9日は東京の練馬区役所でも、マイナンバーカードの手続きを行うため窓口を開け、対応した。