観光地に人出が戻る一方、感染対策を徹底した新たな行楽スタイルが広がっている。

赤いテールランプをつけながら、ゆっくりと走る長い車列。

21日午後11時ごろの東名高速・厚木インターチェンジ付近上り線の様子。

4連休、3日目の21日、各地の高速道路で渋滞が発生。

午前中は、下りを中心に最大47km、夕方から夜にかけては、上りを中心に混雑した。

多くの人が移動したシルバーウィーク。

全国の観光地には、連休らしい多くの人出が戻ってきた。

例年との違いは、感染対策を徹底した新たな行楽スタイル。

富山・立山駅では、色づき始めた紅葉を目当てに、登山客がマスク姿で集まった。

登山客「コロナの影響で、なかなか外出できなかったので、久しぶりのちょっとした旅行なので楽しみにしてきた。(マスクでの登山ですが?)今はまだ大丈夫だが、登山中はちょっと苦しくなるかも」

午前7時すぎには、日帰りの往復乗車券が完売。

感染防止対策で、ケーブルカーなどの定員を半分ほどにしたことも影響しているが、これから本格化する紅葉シーズンに期待が高まる。

立山黒部貫光 運輸事業部・西角仁志さん「特に昨日、きょうについては、たくさんのお客さんに来てもらい非常にありがたい。今まで家の中で我慢していたところもあると思うので、感染対策をしっかりしてもらいながら、山の涼しいきれいな空気を楽しんでほしい」

福井・勝山市の県立恐竜博物館。
こちらも開場を待ちわびる人が行列をつくり、検温や手の消毒を済ませて館内へ。

こちらの博物館では、現在も来場者は予約した人のみで、午前、午後それぞれ1,500人に限定。

この4連休の予約は、8月にすべて埋まってしまったという。

夜には、静岡・伊東温泉で花火大会が行われた。

新型コロナウイルスの収束への願いも込めて、およそ1,000発が打ち上げられた。

花火を見た人は「ことし見られないと思っていたので、本当にいい経験だったなと思う」、「すごくきれいでびっくりしました」、「すごく良かったです」、「楽しかった。すごく楽しい、妹は泣いたけど」などと話した。

会場には、およそ1万人が集まり、ただ静かに、輝く夜空を見つめていた。