「発言していない」否定から一転ブログで謝罪

渦中の人物、自民党の杉田水脈衆院議員(53)。微笑む姿をブログのトップ画像にしているが、10月1日の更新内容は笑えないものだった。

9月25日、自民党の会合に出席した杉田議員は、性暴力などをめぐり「女性はいくらでも嘘をつける」と発言。批判の声が広がった。しかし26日には、「女性を蔑視する趣旨の発言はしていない」とブログで発言を強く否定。

そして30日も…。

――「女性はいくらでも嘘をつける」という発言はあった?

杉田水脈議員:
ないです。

「発言はしていない」ときっぱり。

また、幹部との面談後にはこのように述べた。

杉田水脈議員:
ブログでしっかりと書いていきたいと思っております。

そして、一夜が明けた10月1日、そのブログの中で一転して発言を認める事態となった。

事実と違っていたことをお詫びいたします。女性を蔑視する意図はまったくございません。
(中略)
嘘をつくのは性別に限らないことなのに、ご指摘の発言で女性のみが嘘をつくかのような印象を与えご不快な思いをさせてしまった方にはお詫び申し上げます。
(杉田水脈議員の10月1日のブログより)

誤った印象を与えたことについては謝罪。ただし、発言そのものの撤回には言及しなかった。

与野党から説明を求める声 街でも厳しい意見

これに対し野党側は…。

立憲民主党 安住淳国対委員長:
嘘ついてごまかしていて、議員としての資質が問われる。

政府与党内からも「必要な説明を行うべきだ」という声が上がる中、自民党からはこれで十分とする声も聞かれた。

自民党 中谷元元防衛相:
政調会長が話をしてですね、その後ブログなどで対応したということでありましたので、本人なりにですね、こういう形でケジメをつけて自分でいかれたと思います。

街の人はこう見ている。

20代女性:
男尊女卑じゃないけど、そういう考え方を持ってる人なんだなって。なんかかわいそうな人だな
みたいな。

60代男性:
女性は嘘をつくってことをまさに自分が体現したということじゃないですか。皮肉っぽい言い方をすればですね。

70代女性:
議員だからね、言うべきことではないわね…と思いますけど。

杉田議員の事務所によると、今回の件を説明するため、改めて記者会見などを開く予定はないという。

有権者は発言に対する姿勢も見ている

加藤綾子キャスター:
「ご指摘のあった発言を確認しました」ということで、自分の発言を覚えていなかったけれども聞き込みをしたら「やはりそうでした」と認めたということですよね。でもここまでくると、自分自身の意思でそもそも発言しているのかという疑問も出てきます。こんなにすぐに忘れてしまうということは…

ジャーナリスト 柳澤秀夫氏:
納得いかないですよね。自分の言葉ですもんね、あくまでも。言った言わないは、日常の中でよくありますけど、とりわけ政治を志す人は自分の言葉に責任を持たなければいけないという意識を強くしてほしいと思うんです。こういうことがあると、われわれ有権者がこれからどうやってこのような議員を見ていくのか、有権者の受け止め方は非常に大切になってきますね。

(「イット!」10月1日放送より)