中国で新型コロナウイルスの感染が最初に広がった湖北省の武漢市の封鎖から、23日で2カ月。

工場などが徐々に再開し、移動制限が一部で緩和される一方、ここ数日続く、当局による新たな感染者ゼロの発表には不信感が出ている。

武漢市内で22日に撮影された、ある工場の様子。

入り口では、社員の検温があり、オフィスのデスクは段ボールで仕切られていた。

また社員食堂では、1つのテーブルに1人ずつ座るなどの対策がとられていた。

そして、市内の道路は、いまだに自動車や人通りがほとんどないことがわかる。

武漢市民「2カ月もたち、みんなお金がなくなってきた。早く仕事を見つけて働きたい」

一方、保健当局の発表では、3月18日以降、武漢での新たな感染者はゼロが続いている。

こうした中、武漢の集合住宅で3月20日、「新たな感染者が出た」との通知が張り出された。

ところが、その後、地元当局は無症状だったとして、感染者として統計に含めないとの見解を示した。

これに対し、ネット上では「無症状でも感染力があるのにおかしい」など批判の声が相次いでいて、当局が発表する数字の信頼性をめぐり、不信感が出ている。