アメリカ大統領選まで1週間を切り、トランプ大統領は、与党・共和党の牙城とされるアリゾナ州で演説した。

しかし、その「牙城」の構図は大きく変わり、今や激戦州となっている。

トランプ大統領「6日後にアリゾナで勝利し、あと4年を勝ち取る」

アリゾナ州は、過去ほとんどの選挙で共和党が勝利してきたが、世論調査では、民主党・バイデン氏が僅差でリードしている。

激戦州に転じた理由の1つは、人種構成の変化。

メキシコとの国境のフェンスには、鉄条網が何重にも張られて、非常に物々しい雰囲気となっていた。

メキシコと国境を接するアリゾナ州は、有権者に占めるヒスパニック系移民の割合が、20年前の15%から、2年前には24%まで増えた。

トランプ大統領の「国境の壁」などの政策に反発する人々は、バイデン氏の支持に回っている。

地元衣料品店長「私たちは人を傷つけたり、残虐なことをする人間だと見なされている。だから、ヒスパニック系の人々は、トランプを支持しない」

ヒスパニック系の人々は、新型コロナウイルスが広がる中でも、現場で業務に従事するエッセンシャルワーカーに多く、トランプ大統領の感染対策も支持離れの一因となっている。