にぎわいを見せる韓国・ソウル。

自粛の前の姿かと思うが、これは6日夜の様子。

現地の飲食店では、われわれが驚くような光景が広がっていた。

6日から、会食を含む外出が認められるようになった韓国。

お店は、多くのお客さんでにぎわっていた。

7日、17日連続で、ソウル市内での新型コロナウイルスの新規感染者ゼロを記録した韓国。

外出の自粛要請が解除され、昼と同様、夜の繁華街も、大きなにぎわいを見せていた。

仕事帰りの客たちで混雑している焼き肉店。

酒の入った瓶をつかみ、上司にお酌をすると、上司もその瓶を受け取って部下に返杯するという、お酒の席ならではの光景も。

この店では、感染を防止する具体的な対策はとっていない様子。

韓国では、感染が拡大した時期以来、ソーシャルディスタンスを保つよう、求めてきた。

2月、企業の社員食堂では、接触を極力減らすため、社員はテーブルに横に並んで座り、間隔もいす1つ分空けていた。

総務担当者「対話の最中に、つばとか食べ物自体が飛ぶことがあるので、それを遮断するために(このようにした)」

韓国政府が、自粛の緩和に踏み切ったことに、市民からは「政府の対策というより、わたしたち国民がよく頑張った」、「(規制緩和は?)軽い気持ちで考えている」などといった声が聞かれた。

一方、韓国と同様の動きは、中国でも。

6日の新たな感染者は、海外から到着した2人だけ。

死者もゼロの中国。

ネオンきらめく北京有数のグルメストリート・鬼街を訪ねると、ほぼすべての店が営業を再開。

アルコールが入って、いい気分になった男性「(外で食べられるようになってどうですか?)いいね! いいね! とてもいいねー!」

そばにいた女性「わたしはもっと、管理をきちんとすべきだと思う」

男性「(しなくても)いいじゃん!」

女性「彼飲みすぎているので」

男性「いいね!」

人気店を見てみると、お客さんが整理券で順番待ちをしていたが、距離が近く、“密”のような状態になっていた。

こうした状況に、店側は対策をしている。

客を案内する女性従業員は、手袋をはめ、マスク姿。

入り口には、体温を測定するタブレットが置かれ、顔を撮影すると自動的に検温して、体温が正常かどうかを判定する。

鬼街は、ザリガニ料理の店が多いことで知られ、2階建てのこちらの店は、それほど混雑しているようには見えないが、ソーシャルディスタンスをとるため、一部のテーブルを使えないようにしているという。

厳しい外出規制が解かれ、和やかな雰囲気で、ディナーを楽しむ客。

客が出ていったあとは、女性店員が念入りに消毒。

そのテーブルには、「コロナ期間 距離は美を生み出す」と書かれたものが。

ようやく、普通に外で食事ができるようになった北京市内。

市民は「とても楽しい。お酒も飲めるようになったから」、「中国国内にいられて幸運だと思う。通常の生活が保障されているので」などと話した。

新型コロナを忘れたかのような人々。

第2波の危険をはらみながら、中国の夜は更けていく。