U-23アジア選手権カタール戦から一夜明けて、森保監督が明かす

 タイで開催されているU-23アジア選手権に参加した森保一監督率いるU-23日本代表は、グループリーグ第3戦のカタール戦(1-1)から一夜明けた16日、帰国の途に就いた。森保監督は17日に帰国予定で、この日バンコク市内で取材対応。国際Aマッチウィークの3月に行われる五輪世代の活動はオーバーエイジ(OA)を含めたベストメンバーで臨む可能性があると明かした。

 U-23日本代表は、今大会1分2敗の未勝利のままグループリーグで敗退。第1戦サウジアラビア戦(1-2/9日)と第2戦シリア戦(1-2/12日)で2連敗を喫し、前日15日に行われたカタール戦ではMF田中碧(川崎フロンターレ)がVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)判定の末、一発退場になるなどアクシデントに見舞われながらも1-1で引き分けた。

 今大会は国際Aマッチウィークでなく、欧州はシーズン中であることから、海外組はMF食野亮太郎(ハーツ)のみ招集。なかなかベストメンバーが組めない状況で、森保監督は3月に予定されている東京五輪世代の国際親善試合U-23南アフリカ戦(27日/京都)とU-23コートジボワール戦(30日/博多)の2試合を、A代表ではなく五輪代表を優先するベストメンバーで臨む方針を明かした。

「基本的にはそう(U-23代表優先で)考えていますけれど、これからスタッフミーティングもあるので詰めていければと思う。すべてがそう(U-23代表優先に)なるかは分かりませんけれど、そこはおっしゃられる通り(U-23代表優先)だと思う」

 3月は国際Aマッチウィークで、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選ミャンマー戦(26日/豊田)と同モンゴル戦(31日/モンゴル)が予定されている。昨年11月にもこの国際Aマッチウィークを利用して、国際親善試合コロンビア戦(0-2)においてA代表の常連であるMF堂安律(PSV)、MF久保建英(マジョルカ)、DF板倉滉(フローニンゲン)を招集。ベストメンバーで臨むことができた。さらに指揮官は3月の親善試合について、OAの招集も構想にあることを明かした。

「実際どういう招集になるか分からないですけど、3月も6月も(OAの構想を)考えながら、活動につなげていきたいなと思っています。ただやはり、ベースの考え方は五輪世代の選手たちのレベルアップをしなければいけない、必要だということを考えて、そこをOA入れてU-23の選手を減らすのか、それとも1人でも多く同世代の選手でやって自分たちでいろんなものを共有して一緒に向かって突き進んでもらったほうがいいのか。そこは考えながら最終的なメンバー選考につなげていきたい」

 東京五輪世代の海外組が増え、ベストメンバーを組むことが難しくなってきている現在。半年後に迫る本番に向け、海外組も含めたチームで実戦経験を積み上げていきたいところだ。

Football ZONE web編集部