2日のプラット戦で右足大腿二頭筋の腱を断裂 11日にフィンランドで手術予定

 バルセロナBに所属する日本代表MF安部裕葵は、現地時間11日にフィンランドで右足ハムストリングの手術を受ける予定となっている。長期離脱が濃厚のなか、トップチーム同様にBチームもFW補強に動く可能性があるという。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じた。

 安部は現地時間2日のセグンダ・ディビジョンB(3部相当)第23節プラット戦(2-1)で0-1の後半23分から途中出場。だが、同点とした直後の同34分に相手DFに股抜きを決めて抜き去った瞬間、右ハムストリングを押さえて転倒した。表情をしかめたまま、1人では歩くこともできず、最後はおぶわれてピッチを去った。

 5日にはバルセロナが、「試合中に右足大腿二頭筋の腱の断裂を起こしたことが分かった」と発表。10日にフィンランドへ向かい、翌11日にラッセ・レンパイネン医師の手術を受けることとなった。Bチームで公式戦20試合に出場して4点をマークしていたなかでの無念の負傷。現時点で現地は明かされていないが、東京五輪を半年後に控えるだけに影響が懸念される。

 スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は、「バルサBもヒロキ・アベの離脱を埋めるFW補強へ」と見出しを打ち、「下部組織チームは日本人選手が少なくとも5カ月のリハビリを要する場合、RFEF(スペインサッカー連盟)に替わりの選手を獲得するよう許可を求めることになるかもしれない」と伝えた。

 スペインリーグには、移籍市場期間外でも特例的に選手補強を認める条約がある。ただし、全治5カ月以上の負傷をした選手が出た場合であり、獲得できる選手は国際移籍証明書を必要としない、スペイン国内でプレーしている選手に限定される。

 バルサのトップチームでは、フランス代表FWウスマン・デンベレが右足の大腿二頭筋腱完全断裂で約4カ月の長期離脱が確定。代役の補強を検討中とされており、同様の怪我を負っている安部についても、長期離脱が確定した段階でバルサBが補強に動く方針だという。

 全治までそれほどの時間を要するのか、クラブからの正式発表が待たれる。

Football ZONE web編集部