オーバーエイジ枠での東京五輪参戦の可能性が高まっているサラー「状況を複雑にする」

 東京五輪開催まで残り半年を切るなか、出場権を獲得したU-23エジプト代表で注目を集めているのは、リバプールのエースを務めるエジプト代表FWモハメド・サラーのオーバーエイジ枠問題だ。英紙は「クロップが抱える五輪問題、サラー離脱時はリバプールが移籍のジレンマに直面」と見出しを打って取り上げている。

 2017年にリバプールに移籍したサラーは、加入1年目でリーグ戦32ゴールを記録し、プレミア歴代最多得点を更新した。昨季もリーグ最多タイの22ゴールを決め、2年連続で得点王に輝いている。そして、悲願のプレミア制覇を目前している今季も14ゴールで3位タイと、3年連続の得点王を射程圏に捉えている。

 プレミアにとどまらず、世界でも指折りのエースに飛躍を遂げたサラーだが、オーバーエイジ枠として東京五輪に参戦する可能性が取り沙汰されている。U-23エジプト代表のショーキー・ガリブ監督はサラーの招集を明言しており、英メディアもこぞって東京五輪の出場決定を報じていた。

 一方、サラーの代理人を務めるラミー・アバス・イサ氏はまだ決定事項ではないと声明を出したものの、英紙「デイリー・エクスプレス」は「クロップが抱える五輪問題、サラー離脱時はリバプールが移籍のジレンマに直面」と見出しを打ち、来季のユルゲン・クロップ体制に大きく影響していると指摘している。

「サラーは大会が開催されている間、1試合だけ欠場する可能性がある。それは、エジプトが決勝に進む場合だ。サラーの夏が短縮される事実が状況を複雑にし、プレシーズンにクラブのチームメートと過ごす大半の時間を費やすことになる」

 サラー不在時に代役としてビジャレアルのFWサムエル・チュクウェゼの獲得に乗り出していたと伝えているが、来年1月にはアフリカネーションズカップも控えていることから、リバプールには来季大きな試練が待ち受けることになりそうだ。

Football ZONE web編集部