ジダン監督が車で事故、一般人の自撮り2ショット要望に快く対応

 レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督は指揮官として第二次政権を迎えているなかでリーガ・エスパニョーラ首位に立ち、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)も2シーズンぶりの奪還に向けて決勝トーナメントに臨む。日々練習に励むトレーニング場でちょっとしたアクシデントに巻き込まれたが、そこで一般人に対して“神対応”を見せたようだ。スペイン紙「マルカ」が伝えた。

 現地時間8日のこと。家具店の店主であるイグナシオ・フェルナンデスさんはレアルのトレーニング場であるバルデベバスを通り抜けて車を運転していたところ、ロータリーに入り込んで別車両に道を譲ろうとした際、後ろから来た車がぶつかってしまった。

 その車の所有者は、なんとトレーニング場に向かおうとしていたジダン監督だったという。「私は彼を見た瞬間、誰であるかを認識したよ。私自身、『違う状況であなたに会いたかったんだけど、これも悪い状況ではない』と言ったよ」と当時の状況を明かす。事を大きくしないため、事故後の保険書類などのやり取りを後でやるように提案しつつ、一緒に写真を撮ってほしいと要望したという。

「そうじゃないと、私がジダンの車に当たったと話しても、みんなは私を信じないだろう。なので『自撮りに応じてくれないか?』と彼に言ったんだ」

 交通事故でぶつかられた身とはいえ、冷静に考えるとなかなか図太さを感じるお願いだが、ジダンの対応は素晴らしかった。「すると彼はとても親切に『いいですよ』と言ってくれたんだ。帽子を取ってくれて、一緒に写真に収まったんだ」と振り返る。

 その後、イグナシオ氏はジダンの代理人から電話を受けたという。「ジダンがトレーニングに向かっていて、急いでいたのでとても感謝していると言っていた。サインやユニフォーム、チケットを求めるようなことがなかったのも感謝しているよと告げられたんだ」と語る。

 事故が起きながらも相手に最大限の配慮をするあたり、ジダン監督がスターであるゆえの出来事かもしれない。

Football ZONE web編集部