サントス所属のFWカイオ・ジョルジにとって東京五輪は「ショーケース」

 今夏の東京五輪では、世界中の若手選手が“ショーケース”に並ぶことになる。そのなかで最も注目を集める一人が、ブラジル代表の一員として出場が見込まれる18歳のFWカイオ・ジョルジだろう。イタリアのサッカー情報サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」は、その活躍次第で一気に価値が高まると報じている。

 カイオ・ジョルジは昨年のU-17ワールドカップで7試合5ゴールの活躍を見せてブラジルの優勝に貢献し、世界的にも名を馳せた。現在は名門サントスに所属しているが、昨夏にも欧州へ移籍する可能性があった。しかし、移籍金5000万ユーロ(約60億円)を目安にしていたサントスは、東京五輪の後になればさらに高額の移籍金を得られるほど価値が高まると見て、売りには出さなかったという。

 現在では、プレミアリーグのチェルシーとイタリア王者ユベントスがカイオ・ジョルジの獲得に熱心だという。特に、ユベントスはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのような最高峰の選手を獲得する一方で、オランダ代表DFマタイス・デ・リフトを獲得するなど、世界的にも有望な若手の獲得には本腰を入れる方針のようだ。

 記事では、カイオ・ジョルジについて「両足を遜色なく使い、リバプールのブラジル代表FWロベルト・フィルミーノに少し似ている。東京五輪が決定的なショーケースになる」と言及。東京五輪が欧州のビッグクラブに向けた最高のアピールの場になるとしている。

 今夏には欧州選手権(EURO)が開催され、年代を問わずに多くの選手たちが世界中にアピールする場を得る。一方で、東京五輪は若手世代にとってキャリアの大きなステップアップを実現するチャンスになり得るのは間違いない。金メダル連覇を狙うブラジルの前線で躍動する18歳に、ビッグクラブの注目は引き寄せられることになりそうだ。

Football ZONE web編集部