「誰がクロップ監督の代わり?」 リバプール担当記者の回答に英紙が注目

 米メディア「ジ・アスレチック」でリバプール担当のジェームズ・ピアース記者が、ユルゲン・クロップ監督の後任候補を2人ピックアップ。クラブOBで将来的な指揮官就任の可能性が高いと見られている元イングランド代表MFスティーブン・ジェラード(現レンジャーズ監督)の名前は挙がらなかった。英紙「デイリー・ミラー」が伝えている。

 2015年からリバプールを率いるクロップ監督は、昨季にチームをUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝に導いた。今季も悲願のプレミア制覇に向けて、2位で昨季王者のマンチェスター・シティに25ポイント差をつけ首位を独走状態と素晴らしいシーズンを送っている。

 そんなクロップ監督の現行契約は2024年まで。今すぐではないものの、いつかは訪れる“お別れ”の際に誰を後任に迎えるのか様々な憶測が飛び交っている。そのなかでも下馬評が高いのがジェラード氏だ。同氏は幼少期の頃からリバプールで育ち、トップチームでは1998年から15年までプレーするなど、クラブの象徴として称えられる存在だ。

 ところが、「“その時”が来たら誰がクロップ監督の代わりになると思うか?」との質問に、ピアース氏はこう答えている。

「ピン・リンダースはオーナーらからも非常にリスペクトされていて、クラブの中では人気のある人物だ。彼の名前は間違いなく話題に上がることだろう。ユリアン・ナーゲルスマンも、その時にキャリアが上り調子を維持していれば、関心を持たれるに違いない」

リバプールの“ナンバー2”と「CLでトットナムを敗退させた最年少監督」に脚光

 リンダース氏は現在リバプールでアシスタントコーチを務めており、クロップ監督のナンバー2。一度はリバプールを離れたものの、監督直々のオファーを受けて、2018年に再びコーチとして復帰した。クロップ監督の下で成長したチームが今後も継続して成功するためには、リンダース氏の指揮官就任が最もスムーズに物事を進めることになるだろう。

 また、ナーゲルスマン氏はライプツィヒを、国内でもヨーロッパにおいても「強豪」とみなされるチームに成長させた。32歳の同氏は先週に「CLでトットナムを敗退させた最年少監督」となり、リバプールのオーナーであるフェンウェイ・スポーツ・グループへのアピールにもなったことだろう。

 クロップ監督は以前、最終的に自身が監督の座を離れた際の後任候補にジェラード氏の名前を挙げていた。おそらくリバプールファンも同氏が復活すれば歓喜に沸くことだろうが、ピアース記者としては、まだ監督としてのキャリアを歩み始めたばかりのレジェンドよりもリンダース氏やナーゲルスマン氏の方が相応しいとの見解のようだ。

Football ZONE web編集部