新型コロナウイルスの影響で再開の見通し立たずも…「リバプールがタイトルに相応しい」

 英2部ダービー・カウンティの元イングランド代表FWウェイン・ルーニーは、新型コロナウイルスの影響で中断中のプレミアリーグは首位を独走していたリバプールにタイトルが与えられるのがふさわしいと考えているようだ。再開の見通しが立たない危機的状況だが、今年いっぱいかかってでもシーズンを完了させるべきだと主張した。

 イングランドでは新型コロナウイルスの感染拡大を受け、プレミアリーグやフットボールリーグ、女子スーパーリーグが4月30日まで延期となっている。日程的な問題から、今シーズンを完了させるのが困難とも言われている。

 シーズン途中で終了となる可能性もあり、その場合はタイトルの行方やリーグ間の昇降格にも大きな影響が及ぶ。プレミアリーグではリバプールが2位に勝ち点25差をつけて首位を独走しており、30年ぶりのリーグ優勝は確実と見られる状況だった。

 そうしたなか、ルーニーは英紙「サンデー・タイムズ」で延期中のシーズンを完了させるのがフェアだと主張している。リバプールと同じくマージーサイドを本拠地とするエバートンや、リバプールと強烈なライバル関係にあるマンチェスター・ユナイテッドでプレー経験のあるルーニーでさえ、今季はリバプールがタイトルにふさわしいと考えているという。

「(シーズンが続けば)リバプールは優勝するだろう。知り合いのエバートンファンから電話が来て、『シーズンは無効にするべき』と言っていた。エバトニアン(エバートンのサポーター)、そしてマンチェスター・ユナイテッドで13年プレーした身としても、それが良いと思う部分もある。だけど、それはノーだ。リバプールは素晴らしい戦いをしてきた。彼らがタイトルに相応しい。このような事態で、30年待ち続けたものが取り上げられる気持ちが理解できるかい?」

 さらにルーニーは「公平なのは2019-20シーズンを終了させること。たとえ次シーズンの進行が遅れたとしても、だ。2020年の終わりまでかかっても驚かない」と、時間がかかってもシーズンを終えるべきだと持論を展開していた。

 イングランドでも選手の感染者が続出しているが、果たして無事にリーグを再開することはできるのだろうか。

Football ZONE web編集部