米2部USLオクラホマシティDFハリスのハンドスプリングスローからFWミゲルが決勝弾

 アメリカ2部ユナイテッド・サッカー・リーグ(USL)では3年前、話題を呼んだゴールが生まれた。前方宙返りのような形で回転の反動と全身のバネを使う「ハンドスプリングスロー」から、浮き球を豪快なボレーが飛び出した3年前のプレーを米メディアが回顧している。

 中国・武漢を発生源とした新型コロナウイルスは世界中に感染拡大し、アジアや欧州だけでなく、アメリカでも1部相当のMLS(メジャーリーグサッカー)、2部相当のUSLともにシーズン中断を余儀なくされている。

 そのなかで、米メディア「ブリーチャー・リポート」のサッカー専門ツイッターは「フリップスローで始まり、バイシクルで終わる」と綴って一本の動画をアップした。

 映像は2017年4月11日のUSLチャンピオンシップのオクラホマシティ・エナジー対サクラメント・リパブリック戦のワンシーンを収録。0-0で迎えた前半30分、オクラホマシティは右サイドで得たスローインをアメリカ人DFブライアン・ハリスが担当する。ハリスは長め助走を取ると、看板とタッチライン間の狭いスペースで地面にボールをつけ、それを起点に体ごと一回転。前方宙返りのような形となり、回転の反動と全身のバネを巧みに使うハンドスプリングスローで一気にボールを前線へ供給した。

 ペナルティーエリア内まで飛んだ約30メートルのスローインは相手に触られてしまうが、中央で高く舞い上がったボールをメキシコ人FWミゲル・ゴンザレスが素早く落下点に入って右足を一閃。鮮やかなバイシクルシュートに相手GKは一歩も動けず、この試合唯一のゴールが決まった。

 米スポーツ専門局「ESPN」が当時、「フリップスロー・アシストによる見事なバイシクル弾」と報じた鮮やかな一撃がリバイバルされ、「ワオ」「フィニッシュよりスローイングのほうが印象的」といった声があがって、小さな反響を呼んでいた。

Football ZONE web編集部