ヘンダーソンが言われた英雄キーンの言葉「相手に畏敬の念を持ってしまっている証」

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは“世界最高の選手”と評され、試合後は数多くの選手がユニフォーム交換を願い出ている。しかし、リバプールのイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンはそれを望まない心情を明かしている。

 昨季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で優勝を達成したリバプールにとって、近年のベストゲームと言えば、同年CL準決勝第2戦でバルセロナを相手に4-0で制した圧勝劇だろう。サッカー界の歴史に刻まれる大逆転突破だったが、敵地での第1戦では0-3で惨敗を喫していた。

 メッシに直接FKを含む2ゴールを奪われ、3失点で敗れたリバプールは決勝進出が絶望的と見られていたが、ヘンダーソンは英紙「デイリー・ミラー」で当時メッシと対戦した際の印象を語っている。

「『なんてことだ、これがメッシなんだ』と思うことはなかったよ。テレビで見る姿と実際にプレーした彼が異なるのは間違いない。凄まじいスピードだった。彼のFKに関しては、いまだにあのゴールが信じられないよ。短いパスにするのかと思っていたからね」

 また、第1戦の試合後、メッシとのユニフォーム交換の有無については「メッシにシャツを頼んだかって? ないよ」と答え、「自分から交換を頼んだことは一度もない。サンダーランドにいた頃、ロイ・キーンが言ったんだ。『ユニフォーム交換を願い出る行為は、相手に畏敬の念を持ってしまっている証だ』とね」と明かした。

 サンダーランド時代から元アイルランド代表FWロイ・キーンの教えを守り抜いていると語った一方、「結局、スアレスのシャツを持ち帰ることになったよ。あいつは良いヤツで、リバプールで一緒にプレーした絆として交換することになったんだ」と、かつての同僚であるウルグアイ代表FWルイス・スアレスから交換を頼まれたことも振り返っていた。

Football ZONE web編集部