ラース・クリスター・オルソン氏が発言

 ヨーロッパ各国リーグは新型コロナウイルスの感染拡大によって無期限の延期状態となっている。ドイツのブンデスリーガは5月上旬の再開を目指し、スペインやイタリアでも同時期の練習再開を目指す動きが出ている一方で、欧州リーグ代表でUEFA(欧州サッカー連盟)の重要なポストに就くラース・クリスター・オルソン氏は「サッカー界は2、3年の影響を受ける」と発言したと英公共放送「BBC」が報じている。

 同局の取材に応じたオルソン氏。UEFAは通常各国リーグ戦と並行して行われるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)とヨーロッパリーグ(EL)について8月に集中開催する方向性を模索している。ただし、これが実際に可能かどうかは5月下旬に判断する予定で、この秋には1年延期となった欧州選手権(EURO)予選やUEFAネーションズリーグなど、国境をまたいだ代表戦を開催できるかも思案している。

 同氏はサッカー界に与える影響について「おそらく2、3年ではないか」と語り、CLとELの8月開催案についてもこう触れている。

「それが可能であるなら、現シーズン終盤戦の完全性を保障できて、問題ないと思います。ただもちろん、少なくとも5月末に決断しないといけない。短縮することもできないし、新シーズンに向けての予選もできないからね」

 同氏は「このウイルスが現状と同じく深刻な形で拡大するなら、代表戦のカレンダーに問題があることは間違いない。そしてカタール・ワールドカップ(W杯)がヨーロッパシーズンの中間に来て、国内およびインターナショナルマッチに参加しなければならないときもそうなる。とにかく私たちは待つ必要がある。ビジネスに影響を与えるだろうが……」と、2022年のカタールW杯にも影響必至だとみている。

 サッカーの祭典であるW杯にも影を落としかねない今回のコロナ禍。果たして実際にどれだけ長期的な影響を受けるのだろうか。

Football ZONE web編集部