MFメイレレスが語った加入当時のフッキ「ボールを持って、ターンしてシュートを打つだけ」

 上海上港の元ブラジル代表FWフッキはかつてJリーグから欧州の舞台へステップアップに成功したが、ポルト時代の同僚である元ポルトガル代表MFラウール・メイレレスは当時のフッキについて「馬鹿げていた。何をすべきか分かっていなかった」と振り返っている。ポルトガル紙「レコルド」が報じている。

 フッキは2005年に川崎フロンターレに加入し、コンサドーレ札幌へのレンタル移籍を経て、東京ヴェルディでJリーグ屈指のストライカーへと飛躍。日本での活躍が認められ、2008年に名門ポルトへの移籍を勝ち取り、一時期はブラジル代表の常連メンバーにまでなった。その後ゼニトでプレーし、現在は上海上港で活躍している。

 順調なキャリアを歩んでいるが、ポルト時代の同僚は加入当初のフッキに複雑な思いを抱えていたようだ。メイレレスは「ポルトTV」のインタビューで「一緒にプレーしたストライカーの中で、リサンドロ(・ロペス)は最高の存在の1人だった」と語った一方、フッキの第一印象については次のように語る。

「しかし、中には加入した時に『ここに何をしているんだ?』と思わせられる選手もいたよ。驚かされたことがたくさんある。フッキは馬鹿げていた。ポルトでの最初の練習で、彼は何をすべきなのか分かっていなかった。ボールを持って、ターンしてシュートを打つだけだった。他の選択肢が頭になかったんだ」

 メイレレスの言葉を裏付けるように、加入時はなかなか出番を与えられなかったフッキだが、次第に出場機会が増加。最初の印象こそ良くなかったものの、最終的には周囲も認める存在へと成長し、飛躍を遂げた。現在33歳のフッキだが、まだまだファンを魅了してくれそうだ。

Football ZONE web編集部