メッシが世界最高のフリーキッカーとなった要因は? 「全てのFKで“ほぼ足首捻挫”」

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは現在、世界最高のフリーキッカーの1人と評されているが、英メディアはメッシが得点を量産するFK職人へと変貌を遂げた秘訣について「故意の足首捻挫を訓練した」と指摘している。

 デビュー当時のメッシは、卓越したスピードとテクニックをベースに類稀なるドリブラーとしてサッカー界にその名を轟かせた。圧倒的な得点力とアシスト力を長年にわたり維持し、今では世界最高の選手として認知されている。一方、年を重ねるごとに徐々にプレースタイルも変化してきている。

 現在32歳のメッシがここ数年で別格のスキルを誇示しているのがFKだ。キャリア通算で50ゴール以上の直接FK弾を記録しており、今では世界屈指のプレスキッカーとしての立場を確立している。

 そんななか、英紙「ザ・サン」は「メッシは全てのFKで“ほぼ足首捻挫”することにより、奇妙なテクニックを完成させた」と見出しを打ち、「FKのテクニックを完璧にするため、故意の足首捻挫を訓練した」と奇想天外なシュートモーションに注目している。

 医療専門家のラージパル・ブラール博士の発言を引用し、「メッシはシュートを打つ際、腰を右に移行する。そして、体重は軸足の右足に乗るが、シュートがインパクトする際、全ての負荷が右足に移ることになるが、その時右足は捻挫のような状態になっている。その動作を“反転捻挫”と呼ぶ」と説明している。

 左足を振り抜く際、右足に全体重が乗る形になるが、捻挫のように足首の外側をピッチにつけることで負担が分散され、正確で強力なシュートに至ると解説していた。それでも「メッシはこの動作をコントロールするために訓練に励んだ」と指摘しており、熟練の集大成であることを強調していた。この離れ業を習得するには、多大な時間を費やす必要があるようだ。

Football ZONE web編集部