元C大阪MFニコルスが当時の南野を回想 「あの粘り強さは計り知れない」

 日本代表MF南野拓実は今年1月にリバプールへと加入し、クラブにとっては史上初のアジア人選手となった。セレッソ大阪時代に同僚だった元オーストラリア代表MFミッチ・ニコルスは南野について「あの粘り強さは計り知れない。それが私にとっても最も心に響いたものだった」と感銘を受けている。英紙「イブニング・スタンダード」が報じている。

 南野は今季プレミアリーグで首位を独走するリバプールに今冬の移籍市場で加入したが、新型コロナウイルスの感染拡大により、リーグは無期延期が決定している。南野にとっては早期の適応を目指すなかでリーグとクラブが活動休止となり、思わぬ足踏みを強いられることになった。

 今季は新天地への適応に励む時期にあるが、2014年にC大阪に在籍していたニコルスは、半年間だけチームメートとして共闘した当時の南野について「オーストラリアからやってきて、若くしてあれだけの献身性は見たことのないものだったね。彼は練習後にジムへ行き、その前後にはスキルを磨いていたんだ」と振り返っている。

「彼は自信に満ち溢れ、ボールを渇望しているのが伝わってきた。若手だったが、彼には責任感があり、いつ何時もボールを求め、自分が望むプレーに一切の迷いを見せなかった。彼の労働倫理は、ボールを持っている時でもそうでない時でも示されていると思う」

 また、「特にアタッカーとして、あの粘り強さは計り知れない。それが私にとっても最も心に響いたものだった」と、チームにための献身性と貪欲さに感銘を受けている様子だった。リバプールではまだ結果を残せていない南野だが、C大阪時代の姿勢を貫くことができれば、必ず活路を見出だせるはずだ。

Football ZONE web編集部