プレミア再開を希望しているとされるスポーツ相のダウデン氏を中心に各競技代表が会合

 ヨーロッパにおける新型コロナウイルスの感染拡大によってオランダのエールディビジ、フランスのリーグ・アンなどがシーズン打ち切りを決定する一方で、いわゆる“三大リーグ”はまだ試合開催の活路を探っている。英公共放送「BBC」によると、プレミアリーグは中立地開催など数多くの条件をつけることが、シーズン再開に必要だと報じている。

 イギリスでは5月1日、フットボールだけでなくラグビーやクリケット、レースなどといった各競技の代表者がスポーツ相を務めるオリバー・ダウデン氏との会合を持った。プレミアの再開を希望しているとも伝えられるダウデン氏は会議の場で、「専門家の医学的な知見に基づいて、安全な環境の中で実施することが大事だ」と無観客試合での開催となることを確認した。

 リーグ側は「政府の指導に基づいたトレーニングとプレーについてだけ戻る。この日の会議では決定されたことはなく、“再開プロジェクト”について提供された情報について意見交換をおこなった」と声明を発表している一方で、いわゆる中立地会場での開催とすることにより、ファンが会場に集まる可能性を減らそうとしている。

 イングランド国内では徹底した処理を想定している模様で、ソーシャルディスタンスの緩和前に練習再開の場合は選手が週2回コロナウイルスの陽性検査をドライブスルーなどで受け、スタッフを含めて最大4万回の検査の必要性があるという。

 その他にも「練習場にも専用服を着て、常時マスクを着用」、「敷地内でのシャワー、食事の禁止。クラブが選手に食事を提供したい場合は車に乗ってからのデリバリーとする」など、数多くの条件が付けられている。世界で最も人気のプレミアリーグで放映権も莫大なだけにリーグ再開にこぎつけたい姿勢を見せる一方で、そこにたどり着くまでの障壁は数多いと言わざるを得ないだろう。

Football ZONE web編集部