サッカー熱の高いベトナムメディアが中村のゴラッソを厳選して称賛

 J1横浜FCの元日本代表MF中村俊輔は日本国内のみならず、欧州でも指折りのキック精度と言っていいだろう。スコットランド1部セルティックでプレーした時代、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で強豪マンチェスター・ユナイテッド相手に決めた伝説の直接FK弾が代表作の一つだが、サッカー熱の高いベトナムでも「アジアの誇り」と称賛されている。

 横浜マリノス(当時)でプロキャリアをスタートさせた中村は、2002年に海外挑戦。日本人史上4人目のセリエAプレーヤーとしてレッジーナで3年間プレーし、2005年にスコットランドへ渡った。

 セルティックでは在籍4年間でリーグ優勝3回、2006-07シーズンには年間最優秀選手に輝くなどレジェンドとして語り継がれる活躍を見せたが、なかでも2006年11月21日に行われたCLグループステージ第5節ユナイテッド戦(1-0)で決めた決勝FK弾は伝説として刻まれている。

 リーグ戦でも2008年4月16日の敵地レンジャーズ戦、前半20分ピッチ中央でトラップすると、ゴールまで約30メートルの位置から豪快に左足を一閃。アウトサイドにかかった一撃はゴール正面へ飛んだかに思われたが、そこから左に向かって急カーブし、衝撃の軌道を描いてネットに突き刺さった。

 中村は日本代表で98試合に出場して24得点をマークし、Jリーグでも直接FKによるゴールは歴代1位の24得点。ベトナムメディア「Bongdaplus」は「シュンスケ・ナカムラのスーパーゴール:アジアの誇り」と見出しを打ち、代表とクラブシーンでのゴラッソを映像で振り返りながら「ナカムラと言えば、魔法の左足とゲームに熱狂的な瞬間をもたらす選手として覚えられている」と称えている。

 日本、アジア、セルティックでレジェンドとして認知されている中村の功績は決して色褪せることはない。

Football ZONE web編集部