U-18スロバキア代表マツェク監督がハーランドと対面した際のエピソードを披露

 ドルトムントでプレーするノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドは、19歳にしてブンデスリーガでゴールを量産し、すでにメガクラブからの関心を集めている。U-18スロバキア代表を率いるスタニスラフ・マツェク監督がハーランドの知られざるエピソードについて語ったと、スペイン紙「AS」が報じている。

 ハーランドはノルウェーのブリンFKで2016年に15歳でプロデビュー。モルデFKに移籍してキャリアを積み、19年1月には日本代表MF南野拓実(リバプール)が所属していたオーストリア1部ザルツブルクへ移籍した。その後も圧倒的なペースでゴールを量産すると、わずか1年後にドルトムントに引き抜かれた。今季はザルツブルクとドルトムントで合わせて計33試合40得点を挙げている。

 2000年生まれでまだ19歳のハーランドだが、フットボールに向き合う姿勢はまさに熟練のプロフェッショナルそのものだという。ザルツブルクでハーランドを指導したジョゼ・マーシュ監督とともに働いた経験のあるU-18スロバキア代表のマツェク監督は、ハーランドに会った時に聞いたエピソードをインタビューで明かしている。

「彼は自分が何を求めているのか知っている。ザルツブルクにいた時、彼にはノルウェー人のガールフレンドがいて、彼を訪ねてきたことがあった。だが彼女はものの数日で帰っていった。彼は彼女に、フットボールにだけ集中しなければならないと告げたそうだよ」

 マツェク監督はさらに日々のトレーニングについても、ハーランドは一切の妥協がないと語っている。

「彼は成熟したプロフェッショナルと同じように取り組む青年だった。彼の目的ははっきりしている。彼は私に『目標にたどり着くためにはハードワークしなければならない』と言った。休むことなく取り組んでいた。ザルツブルクに来た当初はほとんどプレーできなかったが、今では多くの注目を集めている」

 ハーランドが持つ強靭なフィジカルもまさに努力の賜物で、マツェク監督によれば「彼は毎日腹筋を1000回、腕立て伏せを300回やると言っていた」という。

 レアル・マドリードやマンチェスター・ユナイテッド、リバプールなどメガクラブがこぞって獲得を熱望する逸材はトッププレーヤーになることだけを見据え、フットボールに全身全霊を注ぎ込んでいるようだ。

Football ZONE web編集部