田中のほか、横山久美ら同じ1993年組の選手がリフティング動画にリレー形式で登場

 スペイン女子1部ウエルバのMF田中陽子が3日に自身のSNSを更新し、「Stay Home」と綴り、一本の動画を投稿した。同じ1993年生まれの女子選手たちによるリレー動画となっており、“オチ付き”の構成に「元気の出る動画ありがとう」「素晴らしい」と称賛の声が上がっている。

 なでしこリーグ(日本女子サッカーリーグ)1部のノジマステラ神奈川相模原で5年目を迎えた2019年6月、田中は海外移籍のために退団。その後、スペイン1部ウエルバ行きが決まり、2019年はリーグ戦13試合中11試合に出場した。

 今年1月4日のリーグ第15節テネリフェ戦(3-1)で待望の移籍後初ゴールを記録。その後「人生初の負傷交代」も経験したなかで、新型コロナウイルスの感染拡大でスペインの女子リーグもシーズン中断を余儀なくされた。

 アメリカに次いで世界で2番目に新型コロナ感染者の多いスペインは2日に緊急事態宣言による規制が一部緩和され、田中もツイッターで「時間制限の中だけど個別の運動が外でできるのになって約50日ぶりにランニングしてきました!」と報告していた。

 そして、3日にはツイッターに「Stay Home」とメッセージを添えた一本の動画を投稿。2分に凝縮された映像では、ニッパツ横浜FCシーガールズDF長嶋洸が「ボールを使って仲間と遊びましょう」という言葉とともにリフティングテクニックを披露。ボールがフレームアウトすると次の選手につながるというリレー方式で、ノジマステラ神奈川相模原MF川島はるな、INAC神戸レオネッサGK田尻有美、ワシントン・スピリットFW横山久美(米NWSL)、ウエルバ田中、アラメインFCのFW尾田緩奈(オーストラリア)、AC長野パルセイロレディースGK新井翠と続く。

 秀逸なのは、GK新井がバスケットボール選手ばりのボールハンドリングを見せたかと思えば、最後はボールを空中に上げ、頭に当てて「チーン」という鈴の音とともに倒れてフィニッシュという“オチ”つきという趣向が凝らされた構成だ。ハッシュタグでは「#93年」「#ボールを繋げ」「#リフティング」「#みんなで乗り越えよう」と綴られており、1993年組で一致団結し、動画作成に至ったようだ。

 ファンからは「元気の出る動画ありがとう」「みんな凄技連発ですね」「素晴らしい」といった声が上がり、田中も「ボールを使ってプレーしたい」とスペイン語で返答。田中たちの思いはファンの心にしっかりと届いたようだ。

Football ZONE web編集部