オビエドGK福村香奈絵、SNSで胸中を吐露「私はただここにいる。私はただ悲しい」

 スペインの女子サッカーリーグ2部オビエドに所属するGK福村香奈絵が自身のツイッターを更新し、新型コロナウイルスがスペインでも拡大するなか、「出て行け!外!コロナ!」と差別被害を告白した。スペイン全国紙「マルカ」もその内容を伝えている。

 世界中で新型コロナウイルスが猛威を振るい、感染者数20万人以上とアメリカに次ぐ事態となっているスペインは非常事態宣言が出され、ラ・リーガも無期限で延期されている。2日に外出規制が一部緩和されたばかりだが、2014〜18年になでしこリーグ(日本女子サッカーリーグ)1部アルビレックス新潟レディースに所属し、今季からスペイン女子2部オビエドと1年契約を結んだ福村が、4日に自身のツイッターを更新し、スペイン語で新型コロナウイルスを巡る被害を訴えた。

「1人の男性が私を見て叫ぶ。『出て行け! 外! コロナ! なんでここにいるんだ!』。私はただ日本に帰りたい。1人の母親が私を見て、その子供たちに言う。『さあ、あっちへ行きましょう』。そして息子たちは私を見て、その後あざ笑う。私は通りを歩いているだけなのに。私はただここにいる。私はただ悲しい」

 胸中を訴えるツイートを受け、スペイン全国紙「マルカ」も、「カナエ・フクムラが新型コロナウイルスの人種差別を非難する」との見出しで、福村の投稿の内容をレポート。海外で研鑽を積むなか、思いを綴った投稿に反響が広がっている。

Football ZONE web編集部