EURO出場のため、マンチーニ代表監督へのアピールを見据えてイタリア復帰を画策

 中国1部・上海申花のイタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィが、同じ中国の強豪・広州恒大を指揮するファビオ・カンナバーロ監督のインスタライブに登場。数カ月前の冬の移籍市場でイタリアに帰還すべく売り込みをかけていたと明かした。

 エル・シャーラウィは昨夏にイタリアから中国へと渡った。そこには高額年俸という条件の他に、ASローマもまた財政的な厳しさを抱えていたという事情もあったとされる。一方で、すでに中国から欧州に戻りたいという意向がエル・シャーラウィにはあり、そのために今季終了後を見据えて動いていると報じられていた。

 そのなかでエル・シャーラウィ本人は、冬の時点での欧州帰還を画策していたことを赤裸々に語った。

「中国で新型コロナウイルスの感染が拡大していた頃、僕自身はローマに戻ろうとする動きの中にいた。そのタイミングでクラブ(上海申花)と話したのは、僕が欧州選手権に出場するための解決策が必要だということ。(イタリア代表の)マンチーニ監督は中国に移籍しても評価はしてくれていたけれど、呼ばれるためには必要だと考えた。ローマだけでなく他のクラブとも話をしたけど、最終的には何も起こらずに終わったね」

 エル・シャーラウィは、4年に1度の欧州選手権(EURO)への出場のためには再び欧州でプレーする必要があると考えていたと明かした。一方で、その大舞台は新型コロナウイルスの影響により1年延期が決定。もし、来季の開幕に合わせて欧州に戻ることができれば、1シーズンを通してロベルト・マンチーニ監督にアピールすることはできるだろう。

 すでに中国から気持ちは完全に切れていることをうかがわせるエル・シャーラウィだが、その望みを叶えることはできるだろうか。

Football ZONE web編集部