“剛”のロナウドに“柔”のメッシ…「究極のフットボーラー解剖学」と題して特集

 クリスティアーノ・ロナウドの強靭な肉体と、破壊力抜群な右足のシュート。リオネル・メッシの柔らかなボールタッチと、左足から繰り出される繊細なパス。その両方を兼ね備えた“究極のフットボーラー”について、英紙「ザ・サン」が特集している。

 サッカー界では過去10年以上にわたり、ユベントスのポルトガル代表FWロナウドとバルセロナのアルゼンチン代表FWメッシのどちらが、「世界最高のフットボーラーなのか」との議論がされ続けている。「ザ・サン」紙では、この両選手からそれぞれの強みをピックアップし、「究極のフットボーラー解剖学」と題したファンタジー企画を実施。右足、左足、ヘディング、モチベーション、フィジク(体格)、シュートパワー、スピード、フットボール脳、リーダーシップ、芸術性、ドリブル、パスという12の項目を2人の優れたほうから分け合い、究極のフットボーラーを完成させようというものだ。

 それぞれ利き足が異なることから、右足がロナウド、左足はメッシとなった。ロナウドはキャリア通算725得点の64%を右足で決めており、その脅威は同僚のDFジョルジョ・キエッリーニの「彼を止める方法? スペースを与えず、右足を封じることさ」というコメントに凝縮されているだろう。メッシについても元同僚FWズラタン・イブラヒモビッチが、過去に「メッシには右足は必要ない。左足だけでも世界最高」と語っている。

 ロナウドはその鍛え上げられた肉体が物語るように、身体能力の高さがプレーパフォーマンスの高さを支えている。そのなかからスプリンター顔負けのスピードをはじめ、体格、シュートパワー、ヘディング、モチベーションの項目がピックアップされている。

 一方で体格面ではロナウドに劣るメッシは、技術や頭脳でカバー。左足の他にはフットボール脳、リーダーシップ、芸術性、ドリブル、パスがクローズアップされている。メッシは技術だけでなく、頭を使ったプレーにも秀でていると分析されている。

 まさに剛のロナウドに、柔のメッシといった印象だが、この2人の特長が合わさったとなれば、手に負えない“究極の選手”が誕生することは間違いないだろう。

Football ZONE web編集部