レンヌMFカマヴィンガ、チェルシーMFカンテに狙い変更か

 レアル・マドリードは、長期にわたってマンチェスター・ユナイテッドに所属するフランス代表MFポール・ポグバの獲得に動いていた。今夏の移籍市場では、いよいよ移籍が実現するかと思われたが、スペイン紙「マルカ」は「なぜレアルがポグバを獲得しないか」という特集を組み、移籍の可能性を否定的に報じている。

 2016年夏にポグバはユベントスを退団することを決意。当時からレアルのジネディーヌ・ジダン監督はポグバ獲得に向けて前向きだったが、交渉はまとまらなかった。最終的にはマンチェスター・ユナイテッドが1億1400万ユーロ(約131億円)の違約金を支払ったのに加えて、年俸の1900万ユーロ(約22億円)も支払い続けている。

 それでも、ポグバはすぐにオールド・トラフォードが自身の居場所に適していないと感じるようになり、彼自身の夢を満たしてくれないことを理解。それでも彼はユナイテッドに忠誠を誓ってタイトル獲得を目指してプレーを続けていた。

 しかし、ジョゼ・モウリーニョ監督が就任し、衝突があったことからポグバの退団説が浮上。2018年12月にモウリーニョ監督が退任してからも、ポグバの意思は固まったとされていた。

 ポグバの代理人を務めるミノ・ライオラ氏はレアル・マドリードとの交渉を続けてきたが、移籍を実現することができなかった。その後、レアルのポグバに対する関心は弱まり、彼らはライオラ氏の別の契約選手であるノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドに強い関心を持つようになった。

 レアルはポグバの考えが変わっておらず、もし金額面での妥協が必要な場合は、選手が条件を呑むことを理解している。だが、選手補強の前に、保有する選手を売却する必要があるレアルは、別の中盤の選手に対する関心を強めている。それがレンヌのフランス人MFエドゥアルド・カマヴィンガであり、チェルシーのフランス代表MFエンゴロ・カンテだ。

 新型コロナウイルスの影響で、支出を抑えることが重要事項となっているレアルにとって、高額の移籍金が必要となるポグバ獲得は、過去のプランだと記事は指摘している。ジダン監督は、ポグバへの関心を隠さないが、新型コロナウイルスが与えた経済的な打撃が、その道を阻むことになるのかもしれない。

Football ZONE web編集部